目次
アプリの概要
「知財-事業構想」アプリは、特許を誰でも使いやすい形に翻訳し、新しいビジネスのタネを見つけるためのツールです。
専門知識がなくても、特許を理解してニーズや事業アイデアに変え、さらに企業間の共創につなげることができます。
三菱電機の Open Technology Bank に公開されている特許を活用できる仕組みを備えています。
アプリの目的
- 知財の民主化:特許を専門家だけでなく誰もが活用できるようにする
- 新規事業の促進:特許からニーズや市場を見つけて、新しい事業アイデアを創出
- 共創による価値創造:他社との連携を通じて、知財を起点にした新しいビジネスを共に構築
活用シーン
- 研究開発部門が、自社の特許を新規事業につなげたいとき
- 知財部門が、眠っている特許を活用したいとき
- 異業種とコラボして、新しいビジネスを始めたいとき
- 新規事業担当者やコンサルタントが、発想の幅を広げたいとき
事前準備
自社の情報(会社名や、自社が持つ強み・ノウハウ・特許など)を整理しておく
アプリのステップ
STEP
特許番号を確認
Open Technology Bank の特許リストから、気になる特許番号を登録します。複数登録も可能です。
STEP
特許からニーズへ変換
AIアシスタントが、特許の内容を「誰に役立つか」という形で具体的なニーズに翻訳します。
STEP
ニーズから事業アイデアを生成
- AIアシスタントが、ニーズをもとに新しいビジネスアイデアを提案
- 不要なアイデアを除外したり、自分で課題や観点を追加して調整可能
- その後、再度AIアシスタントが洗練した事業案を提示します
STEP
企業情報を登録
自社名や、任意でノウハウや特許情報を入力します。
STEP
知財を起点として共創を生成
- AIアシスタントが、Open Technology Bank の特許概要を整理
- 自社情報と組み合わせて、新しい共創事業の可能性を提示します
FAQ
- 特許に詳しくないのですが使えますか?
-
はい。専門知識がなくても理解できるように特許を翻訳し、AIがニーズやアイデアをサポートします。
- 自社特許がなくても利用できますか?
-
可能です。Open Technology Bank に公開されている特許だけでも活用できます。
- 入力した情報は外部に公開されますか?
-
いいえ。入力情報は暗号化され、ログインしたユーザーのみが閲覧できます。運営側もデータにアクセスできません。
また、共創ナビ ivanはユーザーデータを学習しません。
このページの用語
知財(知的財産)
特許や商標など、知的な創作活動から生まれる財産権
特許
発明や技術を独占的に利用できる権利。法律で保護されます。
Open Technology Bank
三菱電機が公開している特許ライセンスの仕組み。企業や個人が自由に利用可能。
共創
複数の企業が協力し、新しい価値を一緒に作り出すこと。

