特許再解釈

自社が保有する特許や技術の「コア機能(本質的な役割)」を抽出し、それを全く異なる市場や社会課題と掛け合わせることで、新しい価値を再定義(リフレーミング)するアプリです。
今の用途に縛られず、眠っている知財を「事業共創のタネ」へと変えるための、探索・発想・構造化のプロセスをAIと一緒に体験できます。
※特許番号だけでなく、技術概要のテキスト入力でも利用可能です。

目次

アプリの目的

  • 「コア機能」の抽出
    特許の難しい記述から「特定の用途」を取り払い、「結局、何ができる機能なのか(本質的価値)」をシンプルに言語化します。
  • 文脈の転換(リフレーミング)
    技術視点に閉じがちな特許情報を、「社会課題」や「市場ニーズ」という新しい文脈に置き換えて解釈し直します。
  • 新用途の発見
    既存の特許を、全く別の業界やシーンで活かすための「事業機会」を発見します。

活用シーン

  1. 眠っている特許(休眠特許)の活用検討
    取得したものの事業化されていない特許や、防衛目的で取った周辺特許について、「他に使い道はないか?」を探索したい場合に最適です。
  2. 技術ドリブンな新規事業のアイデア創出
    「技術はあるが、売り先が見つからない」という場面で、技術の差別性を活かしたユニークな事業アイデアを生み出したい時に役立ちます。
  3. 知財部と事業部の共創セッション
    技術用語をビジネス用語(価値)に変換できるため、知財部と事業部が共通言語で「特許を軸にした事業構想」を議論する際のたたき台作りに活用できます。

事前準備

アプリを実行する前に、次の情報を用意しておくとスムーズに進められます。

  1. 対象とする特許・技術情報
    特許番号、要約、請求項、技術分野などの基本情報
  2. 技術的な背景
    その特許が解決しようとしていた元の課題や、特許が解決しようとしている技術的問題
  3. 掛け合わせたいテーマ
    技術を応用できそうな業界、社会課題、顧客ニーズの仮説

このアプリのステップ

Step
特許の入力

新たな用途を探索したい特許を入力します。最大5つの特許群を入力できます。

Step
コア機能の定義

AIアシスタントが、入力された情報の技術要素を分解し、「何をする機能か(コア機能)」のドラフト案を生成します。

Step
用途のずらし(別解釈の検討)

抽出したコア機能を、別の言葉や文脈に言い換えます。AIが複数の「別解釈(リフレーミング案)」を提案するので、面白そうな視点を選択・修正します。

Step
市場セグメントの探索

その「別解釈」が刺さりそうな具体的な市場や業界(セグメント)をAIが探索・提案します。

Step
価値仮説の生成

選んだ市場における「顧客の困りごと(未充足ニーズ)」を発見し、「この技術ならどう解決できるか」という価値の再定義を行います。

おすすめの関連アプリ

知財起点まだ特定の特許に絞り込めておらず、自社の特許群全体から広くアイデアを出したい場合は、先にこちらを利用するのがおすすめです。
技術起点特許化されていない「技術シーズ」や「ノウハウ」をベースに検討したい場合は、こちらが適しています。
機会発見技術を当てはめる先の「社会の変化」や「市場のチャンス」を先に見つけたい場合に有効です。

FAQ

特許番号がなくても使えますか?

はい、使えます。
「探究/探索」機能を使うことで、キーワードから特許を検索できます。

「コア機能」とは何ですか?

その技術が持っている「本質的な働き」のことです。例えば「掃除機のモーター」のコア機能は「ゴミを吸う」ことですが、抽象度を上げると「空気を高速で移動させる」「圧力を制御する」と言い換えることができます。こうすることで、「ドライヤー」や「エアポンプ」といった別の用途が見えてきます。

入力した情報は外部に公開されますか?

いいえ。入力情報は暗号化され、ログインしたユーザーのみが閲覧できます。運営側もデータにアクセスできません。
また、共創ナビ ivanはユーザーデータを学習しません。

このページの用語

休眠特許

特許を取得しているものの、製品化やライセンス供与などに活用されておらず、社内で眠っている知的財産のこと。

コア機能

具体的な用途(How)を取り払った、その技術そのものが持つ機能的価値のこと。ここを正しく抽出できるかが、良いアイデアを生む鍵となります。

リフレーミング (Reframing)

物事の「枠組み(フレーム)」を外し、別の視点から見直すことです。
このアプリでは、「家電向けの技術」という枠を外し、「医療」や「インフラ」といった別の枠で技術を見直すことを指します。

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